Momentum株式会社
セールスエグゼクティブ 新原 良太(右)
インタビューについて
インターネット広告がますます広がりを見せる一方、その安全性に対する関心も高まっています。総務省からもアドベリフィケーションに関するガイダンス素案が発表されるなど、業界全体でこの課題への対応が急務です。
本インタビューでは、本課題への対応方法としてアドベリフィケーションツールを選択した広告代理店の方々に、なぜ、どのような過程でモメンタムのサービス利用を決定したのか、伺っていきます。アドベリフィケーションツールの利用を検討されている方は参考にしていただけると幸いです。
株式会社オプトについて
オプトは1994年の創業以来、デジタルマーケティング領域に特化したマーケティング会社として、インターネット広告を中心にデータ分析やクリエイティブ制作、SNS・動画など多様な手法で企業の成長を支援してまいりました。
広告運用支援に留まらず、データ活用、自社プロダクト提供、経営支援まで幅広くサポートを実施。業種を問わず、デジタルを活用した顧客体験創出やDX推進、LTV最大化など、時代に合わせたマーケティング支援に注力しています。
そのなかで「メディア・プラットフォーム戦略部」は、ソーシャルメディア等各種プラットフォーマーと連携し、顧客企業の永続的な事業成長を支援する役割を担います。
オプトではアドベリフィケーションツールとしてモメンタムのHYTRA DASHBOARDの下記メニューを利用しています。
・Web Unsafe List:広告配信除外推奨ドメインリスト提供サービス
・Channel Unsafe List:YouTube向け広告配信非推奨チャンネルリスト提供サービス
・App Unsafe List:広告配信除外推奨アプリリスト提供サービス
アドベリフィケーションへの取り組み
アドベリフィケーション対策を実施することになった経緯をお聞かせください。
弊社は「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」というグループパーパスを掲げ、インターネット広告やデジタルマーケティングを手段としながら、顧客の事業成長を先導しています。「フェアネス(公平性)」「アカウンタビリティ(説明責任)」「トランスペアレンシー(透明性)」の姿勢を大切にしており、健全で透明性を大切にした広告配信を目指し、MomentumのHYTRA DASHBOARDを用いてアドベリフィケーション対策に取り組んでいます。
詳細な内容はこちら;広告品質の向上とデジタル広告の健全な発展への取組み
Web Unsafe Listを以前よりご利用いただいていますが、昨年からApp Unsafe List、Channel Unsafe Listも導入されています。
Web面の対応はWeb Unsafe Listで実施していましたが、YouTube面やアプリ面への配信が広がる中でこれらへの対応が不十分だと感じていました。
自社でYouTubeのブロックリストを作成していたのですが、作業工数やリアルタイムの更新が難しかったため、モメンタムからの提案を受けてApp Unsafe List、Channel Unsafe Listの導入を検討することにしました。
最終的な決定の要因は何だったのでしょうか?
自社で対応を続けることも考えましたが、リスト作成の工数や費用を考えたときに、モメンタムのサービスを利用するほうが良いと判断しました。
他社のツールも検討しましたが、リストの精度やWeb・アプリ・YouTubeといった広範な対応範囲から、他のツールでは代替出来ないという結論にいたりました。
HYTRA DASHBOARDの活用
HYTRA DASHBOARDをどのように活用していますか?
基本的には全社の全アカウントに適用することで、アドベリフィケーション対策を徹底しています。
導入の効果を教えてください。
Channel Unsafe Listを導入するにあたり、プレースメントを限定することで、広告効果が落ちることは避けたいと考えていました。そこで全社一斉導入ではなく、まずは数社のお客様に限定して影響を確認しました。
結果として、広告効果には悪影響がなく、ブランドセーフティ対策ができるとわかりました。むしろ視聴完了率など指標が改善された事例も確認できました。
数値以外での効果はありますか?
モメンタムの担当者とは密に連携を取らせていただいています。
年に1回、透明性の高い広告配信を行うために全社向け勉強会を実施しており、そこにはモメンタムの方にも登壇いただいています。アドベリフィケーションに関する情報を網羅的にキャッチアップすることは難しいと感じることが多いため、社員に基礎知識を理解してもらう場を設けています。
また「広告の配信先は安全なのか?」といったお客様からの質問が増えていますが、モメンタムとの取り組みをお伝えすることで安心していただいています。その点も導入効果の一つだと考えています。
直近では、総務省からアドベリフィケーションに関するガイダンス素案が発表されました。弊社としても普段から情報収集を行なっていますが、専門的な内容に関しては即時の回答が難しいときもあり、そのような時にモメンタムに相談でき、非常に助かっています。
今後について
今後の展望をお聞かせください。
インハウスで広告運用をされる会社も増えていますが、代理点に運用を任せるメリットの一つに、アドベリフィケーションなどの対応があると考えています。
「オプトに任せているから安心」と思っていただけるよう、モメンタムとも協力しつつ、広告配信の透明性をより高めていきたいと思っています。
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今回お話を伺ったのは… 株式会社オプト 様 「新しい価値創造を通じて産業変革を起こし、社会課題を解決する。」をパーパスに掲げ、時代に合わせたマーケティング支援を行う。
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